2021年度 理事長所信

2020年 新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)により、生活や教育の崩壊に繋がりかねない状況に曝されています。今、この瞬間にも、全国のさまざまな場所で新型コロナウイルス感染者の治療とケア昼夜を問わず、医師、看護師、医療職、介護職の皆さまが献身的に取り組まれておられることに、心から敬意を表するとともに感謝申し上げます。また、7月に発災した豪雨災害においては私たちの住み暮らす日田のまちにも大きな傷跡を残し今もなお、復旧・復興の最中であります。被害に遭われた皆様に対し心よりお見舞いを申し上げます。


はじめに

今まであった「あたりまえ」が色々と変わり始めています。新型コロナウイルスのパンデミック、また今まで経験したことのないと言われる規模の豪雨災害が全国各地で起こっています。私たちの住み暮らすこの日田のまちでも、平成24年、29年、そして令和2年と立て続けに襲ってきました。このことで当たり前だった生活が想像もつかないくらい変わり、経済そして人の心に大きな影響を与えています。昨年度、私たち日田青年会議所でも新型コロナウイルス感染拡大防止のために例会の中止、事業実施の断念など苦渋の決断を強いられる場面が多くありました。このことにより私自身も先行き不透明な世の中に足を止めてしまいそうになったことを憶えています。その反面、災害復興ボランティア等を通じこの状況を何とか打開しようという高い志を持った人々の姿を伺える機会があり、希望を感じることがありました。68年前の未曽有の水害の後も同じように有志が集い当時の日田の再建を目指し日田青年会議所が誕生しました。私たち日田青年会議所メンバーもこの出来事、思いをしっかりと受け継ぎ未来を見据えた運動を展開していきます。


相手の気持ちになり考える

新型コロナウイルスの影響を受け新しい生活スタイルが定着していこうとしています。しかし、観光業、飲食業、その他多くの業界での被害は大きく、マイナスになったものを直ぐにはプラスに転じることは出来ません。経済以外にも全国各地でニュースになっているように、誹謗中傷や風評被害といった心へのストレスが問題となっています。また、昨年度は通常通りに例会や委員会開催を行うことが出来ませんでした。どの事に対しても本年度も継続しての課題となります。どんな場面でも冷静に判断し、決してNOが悪いものではないと信じ采配を行っていきます。会を運営していく上でソーシャルディスタンスを守ることは勿論ですが、その中で私たちにしか出来ない事、やらなければならない事をみんなで考え日田JCスタイルを築き上げていきます。私自身、JC運動を通して「相手の気持ちになって考える」大切さを学びました。このことを私の心だけではなく会員全体に広くいきわたれば、これ以上の害を被ることはなくなり、プラスに転じていけると考えます。結果ではなく過程を大事にし、どんなに小さな声にも耳を傾け、未来を見据えた持続可能な日田青年会議所を目指します。


Create together

「みんなで創造する」この気持ちをモットーにJC運動を行います。昨今の会員数の減少が進み、委員会活動や事業構築を行ううえで一つの委員会に対し負担が増えてしまいます。私たちが行う事業とは決して仕事をこなす事ではありません。一つの目標に対し皆の力を集結させ取り組む事こそがJC運動の最大の魅力だと考えます。各委員会の力を倍増させるためにも委員会の垣根を超え協力しあい事業構築を行っていきましょう。


総務広報委員会

綱領の中の言葉の一つに「志を同じうする者、相集い、力合せ」とあるように組織全体で運動を行うことを忘れていけません。例会・総会は会員が一堂に集う大切な時間です。この場をJCに特化した状況報告を行うだけではなく、ビジネスや日田の未来を創造する機会を設け、会の根幹を太く強いものとする意義ある例会運営を先導して行きましょう。また、昨今SNSの急速な普及により広報での可能性が広がっています。より効果的に発信できるように様々な媒体を研究し、各委員会に即した広報を行っていきます。総務広報委員会は運営室としっかりとした基盤作りを行い、例会運営、財務管理、広報活動を精力的に取り組み、希望ある組織づくりを行いましょう。


日田ブランディング委員会 まちづくり担当

日田は歴史と文化そして豊かな自然がいきづく町です。先人たちが築き上げ守り抜いてきたものを、私たちは生まれながらにして受け継ぎ、そして宝として発信できるチャンスが与えられています。未だ私たち自身も知り得ないものもが沢山あるのではないかと思います。このことを市民の皆様や他団体と意見を交わし見出し発信していく事こそが、今必要とされる事だと考えます。形にとらわれず、柔軟な発想を持ち未来へと繋がるまちづくりを行いましょう。


未来創造委員会 青少年・ひとづくり担当

学習・道徳・スポーツなど子供に成長を与える機会はいくつもあります。また子供の成長は時には大人にも学びの機会を与えてくれます。私たちがJC運動を行い成功へと導くためには、相手を思いやる気持ちや感謝の気持ちなど、道徳心がなければ成功しません。私たち自身子育て世代であり、今の時代に真剣に向き合い可能性を広げていく事ができます。私たちはこの学びの機会を創出し未来へのバトンを繋いでいきましょう。


拡大交流委員会

私たち日田青年会議所が行う運動の最大の原動力は人です。持続可能なまちづくりを行うためにも若者たちが集い議論する場が必要だと考えます。青年会議所は未来を語り、それを実現していく場所です。明るい豊かな社会を実現するためにも、多くの同志を迎え入れ力強く運動できる組織づくりを行います。また、私たちは世界にも精通した組織でもあります。国は違えども同じ基本理念を掲げ青年としてあるべき姿を追い求め運動を行っています。国際的な広い視野を持ち豊かな心を育んでいきます。そして、私たちの最大の理解者である家族やパートナーとともに未来を形成していきたいと考えます。交流というキーワードには無限の可能性が秘められています。すべてのつながりへの感謝の気持ちを持ち、未来への道を切り開きましょう。


結びに

本年度もコロナ禍にあること、また災害を受け復興の最中であることには違いはありません。未来がぼんやりし歩みを止めそうになるかもしれない。そんな時こそ僕ら青年の力が必要とされる時です。JCポロシャツを着て一歩進みだそう。心の曇りが取れ必ず何かを与えてくれる。大切な仲間と共に行動を起こそう。






2021年度スローガン