2024年度 基本方針

副理事長

人を繋ぐ委員会 西河 勇介

私達、日田青年会議所は創立から今日まで地域の為、人の為という思いを行動に移し、その長い歴史を紡いできました。人を繋ぐ委員会は、例会・総会の運営、各委員会が行う事業の広報活動を行います。そして、今年度は会員拡大も担う委員会となります。例会・総会は全メンバーが集まれる重要な場だからこそ、最大限に活かしていきます。各委員会との協力体制を取り、誰もが成長へと繋がる会とする事、様々な青年が集まっている個々の思いの共有もその一つです。さらに、SNSを通して私達の事をより知ってもらい、志高い青年達へも届くよう創意工夫を凝らし、会員拡大の一手としていきます。2つの委員会が1つになった利点はここにあると思います。結びに、私達はメンバー間の素晴らしい力を繋ぐ事が、地域との繋がりをより強くしていくきっかけとなります。これからも、諸先輩方が紡いでこられた歴史と、これから先の明るい豊かな社会とを繋ぐ大事な懸け橋としての歩みを進めていきます。


まちを繋ぐ委員会 伊東 大輝

私たちが愛する日田は、自然・祭・歴史・個性豊かな人々といった沢山の魅力に溢れています。しかし、少子高齢化や都市部への人口流出によって10年前に予想された以上のペースで人口減少が進んでいるという課題があります。次の世代に日田を繋いでいくためには、若い世代が住み続けたいと思う地域をつくっていかなければなりません。当委員会では、日田JCが掲げた地域中期ビジョンを念頭に、行政や多様なまちづくり団体、市内外の人々を巻き込み、多様性を活かした事業を構築していくことで頼もしい日田市をつくっていきます。そして、地域の魅力を感じ、郷土愛に溢れる人を増やしていくことで日田の魅力を発信していきます。個性豊かな仲間が集まる日田JCだからこそ、多くの人を繋ぎ、魅力溢れる日田市をつくっていくことができると確信しております。2024年度の日田JCがふるさと日田に希望をもたらす変革の起点となるようメンバー一丸となって取り組んで参ります。


未来へ繋ぐ委員会  伊藤 干樹

こどもの頃の体験は、いつまでも色褪せることなく思い出として人の記憶に残り、大人になっても昨日のことのように思い出したり、語り合ったりするものです。そして、その体験から感じたことは、その人の考え方や生き方へも影響を与えることがあります。核家族が主流となり、SNSが普及し、地域や家族との関わりが希薄化している時代だからこそ、未来を担うこどもたちが体験を通じて、思いやりやまごころを育むことのできる機会の創出が必要です。その中で、こどもたち、そして私たち大人も共に成長し合える青少年事業を展開します。また、若い献血者が年々減少傾向にある中、血液の安定供給や若い世代への献血啓発の為にも継続することが重要だと考え、今年度も献血運動を実施します。そして、姉妹JCである韓国釜山沙上青年会議所との国際交流は、コロナ禍を経てようやく再開しました。文化や価値観の違いはあれど、同じ理念を掲げる同志として、より一層絆を深め未来の国際交流に繋げていきます。最後に、私たちの委員会は世代を超え、国を超え、未来へと繋いでいく役割を担います。繋がった先の未来がより明るく豊かなものになるよう、同志と共にJC運動に邁進します。


 

人を繋ぐ委員会

委員長  古城 稔久

日田青年会議所は、明るい豊かな社会の実現という共通の理念を掲げ、様々な運動を行っています。この70年間、災害やコロナの蔓延もあり様々な運動も制限される時代もありましたが、いつの時代においても真摯に取り組み、協力し、工夫し、成長してこられた先輩方の思いを受け継いできました。71年目を迎え、更にこれから未来を見据えて活動を行っていくためには、常に模索し自由な発想で挑戦し続ける事が大事だと思います。人を繋ぐ委員会の担いとして、メンバー間の人の繋がりを深める例会・総会の運営、未来のメンバーを繋げる拡大運動、地域の人と繋ぐ広報活動があります。例会・総会は組織を運営する上で核となる場であるため、各委員会と協力し、より効率的に円滑な運営が行えるように努めます。メンバーには様々な価値観や想いを持っています。そこで、個人の価値観、想いを共有することでメンバー間の理解を深め、更に個人の知識、価値観を広げ成長に繫がるようにします。そして、今後持続可能な運動を行うためにも会員の拡大が必要になってきます。人口減少に伴い青年経済人の数も減り、世代によって価値観も変化しているので、これからの時代に合った拡大方法を模索し、実行します。さらに、青年会議所の運動と拡大を繋げるように努めます。広報においても、日田青年会議所が行う魅力的な運動を発信し、広めて次世代により良い形で繋げる事が大切です。また、青年会議所に所属する会社、個人のPRをSNSで行う事でより身近に感じてもらい、地域の方との繋がりのきっかけとなるよう興味を持ってもらえるようにします。結びに、人を繋ぐ委員会はメンバー間の繋がりを強め成長していくことで、青年会議所のために曾いては日田のために繋がるような運動が出来るように一年間挑戦していきます。

事業計画

① 例会・総会の企画運営
② 各種情報発信及び広報活動
③ 会員拡大運動
④ 出向者の支援


まちを繋ぐ委員会

委員長 上原 章

世界各地で猛威を奮った新型コロナウイルスの波は落ち着き、少しずつですがこれまでの日常を取り戻しつつあります。しかし、この5年間で失われたものは数多くあります。その中でも私が一番に感じるのは人と人の繋がりが変わってしまった事です。私の周りでも子ども会や町内の集まりは減っていき、人と関われる場所が減っていると感じています。まずは日田JCの会員が繋がり一丸となって、先人たちが想ってきたふるさと日田に何を残していくか、次の世代にどう繋いでいくのか、真剣に向き合う時です。私も日田に生まれ育ち、家庭を持ち暮らしていく中で、都会にはない日田特有の繋がりや安心感がある事に気づきました。一度外に行く事が悪い事ではありませんが、生まれ育った日田にまた帰って来たいと思えるふるさとをつくっていく事が大切です。そして、私たちが考えた地域中期ビジョンを念頭に日田の魅力を再確認し、さらに日田のこれからの可能性を私たちが見つけていく事が必要です。まちを繋ぐ委員会では、郷土愛を持つ様々なまちづくり団体・行政と連携して、より多くの人を巻き込みながら日田市の魅力を発信できる事業を展開していきます。そして日田の魅力を次の世代に伝えることで、日田に住み続けたい、日田で働きたいと思うように若者に繋いでいきます。さらに人口減少という課題を解決していくためには、市外、県外からの移住者の目にも留まる運動を展開していく事も大切です。性別・年齢・国籍に囚われず誰もが共感でき、参加したくなる事業を構築することで、特に私たちと同じ若い世代をこのふるさと日田に留める起点となります。一人では変えられない問題も、日田JCの仲間が手を取り合って、この町に住む人と繋がり、他の地域が憧れる日田に変えていける運動を行っていきます。明るく笑い合える、日田の未来のために、まちと人を繋ぐ起点を作れるよう全力で進んでいきます。

事業計画

① 多様性を活かしたまちづくり事業
② まちの魅力を発信する事業
③ 出向者の支援


未来へ繋ぐ委員会

委員長  髙田 晃太郎

こどもたちの成長にとって非常に大切な要素の一つに「体験」があります。多感な時期であるからこそ、実際に五感で感じるもの全てが学びになり、積み重なる体験が未来へと羽ばたく力となります。その時感じたワクワク感や楽しい気持ちは大人になった今でも色褪せません。時代の流れとともに社会の状況や家族の在り方、地域との付き合い方が変わり、かつてより人間関係が薄くなり、それに伴い「体験」の場も少なくなったように感じます。そのような中でも、こどもたちが夢や希望を抱き続け、地域の明るい未来を創造していくことができる力や知恵、思いやりやまごころを養えるような「体験」の場を作ります。まず「体験」を軸に青少年と共に成長できる事業です。コロナ渦を経て、非接触やリモートの意識が高まり便利になった側面もあります。その反面、対面での人と人とのふれ合いや、実体験の機会が少なくなってしまいました。だからこそ、『本や映像で得た知識が、実際に行動に移す時にはこうも違うのか。』そして、『移した行動を成功させるためにはどうしなければならないのか。』など、創意工夫を重ね様々な人たちと関わりながら体験することで、楽しかった思い出としてだけでなく、未来の自分を、そして地域をプラスの方向に成長させるきっかけとなるような事業を展開します。次に献血運動です。献血できる年齢には制限があり、献血者の60%以上が50歳未満の方々である反面、少子高齢化に伴い若年者の献血者数は減少傾向にあります。このままの状況では将来的に医療機関に安定的に血液を供給することが困難になることが予想されます。その為にも青年を巻き込み若者の献血に繋がるように今年も継続して献血運動を行います。そして国際交流事業です。日田青年会議所は韓国釜山沙上青年会議所と姉妹関係にあります。実体験として交流することでより異文化を知り、理解することで韓国の文化を学び結びつきをより強固にします。最後に、本委員会では多くの「体験」を通じてこどもたちと共に楽しみ、成長し、明るい未来へと繋ぐきっかけを作りたいと思います。

事業計画

① 「体験」を軸に青少年と共に成長できる事業
② 献血運動
③ 国際交流事業
④ 出向者の支援


大分ブロック大会実行委員会

委員長 穴井 翔

日田青年会議所は、昭和、平成、令和と変わりゆく時代の中で、発足から 71 年目を迎え、2024 年度は日田の地では 8 年ぶりの開催となる第 57 回大分ブロック大会の主管という重 要な担いを務めます。日田の地でブロック大会を行うことは、大会を通じて日田の地の様々な魅力や培われてきた文化を市民の方々にはもちろんのこと、県内各地や他の地域から日田市を訪れた方々へ向けても、日田の魅力を発信する絶好の機会であると考えます。そして、大分県内 8LOM や各団体との連携をより一層強固にしていくための様々な繋がりを深める重要な担いでもあり、沢山の思いを繋いでいくためのチャレンジだと考えます。これ
12 まで多くの大分県内各地で開催されてきた、歴代のブロック大会より繋いできたバトンをしっかり掴み、未来へと繋いで行くことが必要です。大会の開催に向け大分ブロック協議会との理念の共有を主眼とし、日田青年会議所メンバー全員の個々の力を結集し、全力で出向者への支援、大会に向けた運営を行なっていくことで青年経済人としての成長に繋がる機会をつくります。また、これまで同じ日田青年会議所メンバーとして共に多くの運動や活動を行ってきた卒業生に向けての感謝を伝えると共に、これまでの活動に尽力されてきた卒業生と多くの思い出を語り合う場が必要だと考えます。卒業生と現役メンバーの思いを繋ぎ、これまで歩み続けてきた卒業生の功績を振り返り、明るい未来へと羽ばたくため盛大かつ素晴らしい卒業セレモニーに向けての事業構築を行ないます。この度のブロック大会主管 LOM という青年会議所メンバーとして数度しかない貴重な経験を大きなチャンスと捉え、人やまちそして青年会議所メンバーの絆を繋ぐための大会構築に向け実行委員会を中心として、LOM 一丸となり全身全霊で取り組みます。

事業計画

① 主管 LOM ブロック大会の事業統括
② 卒業セレモニー
③ 出向者の支援